はじめに
今回は、箱根湯本にある人気の温泉旅館「天成園（てんせいえん）」に宿泊してきました。箱根といえば都心からのアクセスも良く、気軽に行ける温泉地として有名ですが、その中でも天成園は広大な敷地と豊かな自然、充実した館内施設が魅力の宿です。
敷地内には箱根の名所として知られる「玉簾の滝（たまだれのたき）」があり、滝を眺めながら散策を楽しめたり、夜はライトアップされた幻想的な景色を楽しめるのも特徴です。また、温泉は大浴場だけでなく屋上に足湯があるのも嬉しいポイント。宿泊者だけでなく日帰り温泉利用も可能なので、幅広い層に人気があります。
今回は実際に宿泊して、館内の様子やお部屋、そして楽しみにしていたビュッフェレストランでの食事を堪能してきました。この記事では、宿泊したからこそわかる天成園の魅力や過ごし方を写真とともに詳しくご紹介したいと思います。箱根旅行を計画中の方や、天成園が気になっている方の参考になれば嬉しいです。
館内の様子
箱根湯本にある「天成園」は、自然豊かな立地に建つ大型温泉旅館です。エントランスに到着すると、和の趣を感じさせる落ち着いた外観が出迎えてくれました。
入口を入ると、広々としたロビーが広がり、大きなガラス窓からは手入れの行き届いた日本庭園を眺めることができます。ロビーにはソファが多数用意されており、宿泊者はチェックイン前後の待ち時間もゆったりと過ごせる空間になっていました。
館内には温泉やレストランはもちろん、売店や休憩スペースなど施設が充実しています。特に印象的だったのが、敷地内にある「玉簾の滝（たまだれのたき）」です。こちらは天成園のシンボル的存在で、滝の前には鯉が泳ぐ池があり、癒やしの空間が広がっていました。滝の周辺は散策路になっており、四季折々の景色を楽しめるのも魅力です。
また、天成園の館内には2023年11月にオープンしたばかりの「漫画コーナー」があります。畳敷きのリラックススペースに座椅子やクッションが用意されており、人気作品が多数ラインナップされています。例えば「【推しの子】」や「ワンピース」など話題の作品が揃っているので、漫画好きにはたまらない空間でした。お風呂上がりにのんびり読書するのも良いですね。
また、外には緑豊かな庭園が広がっており、夜にはライトアップされ幻想的な雰囲気に。館内からもこの庭園を眺めることができ、自然と調和した癒やしの空間が随所に感じられました。
全体的に天成園は、温泉だけでなく滞在そのものを楽しめる施設が充実しており、館内を散策するだけでも十分にリラックスできる魅力的な宿でした。
客室
今回宿泊したお部屋は、シンプルで落ち着いた雰囲気の洋室タイプ。木目調のフローリングとベージュを基調とした内装が、旅の疲れを癒やしてくれます。ベッドはセミダブルサイズが2台配置されており、ゆったりと休むことができました。
窓際には小さなテーブルと椅子があり、外の景色を眺めながらほっと一息つけるスペースになっています。窓からは自然豊かな木々が見え、箱根らしい静かな時間を楽しむことができました。
室内にはテレビや冷蔵庫、空気清浄機などの基本的な設備がしっかり揃っており、不便を感じることはありませんでした。また、洗面スペースにはアメニティが豊富に用意されており、基礎化粧品やヘアケア用品などが充実していてとても便利でした。女性には特に嬉しいポイントだと思います。
全体的にシンプルながらも清潔感があり、ゆったりとくつろげる快適なお部屋でした。
食事 (ビュッフェ)
夕食・朝食ともに利用できるビュッフェレストラン「滝見亭」では、和洋中さまざまな料理がずらりと並び、どれを取っても目移りしてしまうほどの充実ぶりでした。
中でも目を引いたのは、ライブキッチンで提供される「国産牛リブロースの鉄板焼き」。目の前で焼き上げてくれる熱々のステーキは、ジューシーで柔らかく、特製ソースと相性抜群でした。
お寿司コーナーも大人気で、まぐろやえび、つぶ貝、たまごなど、職人さんが握る本格的な寿司を何度もおかわりしてしまいました。盛り付けも華やかで、写真映えも抜群です。
さらに刺身やなめろう、えびなどの海鮮コーナーも充実しており、新鮮な素材をふんだんに使った料理の数々に舌鼓を打ちました。
揚げ物コーナーでは、天ぷらや唐揚げなども提供されており、アツアツのままいただけるのも嬉しいポイント。天成園オリジナルの「ホテルカレー」も人気メニューの一つで、コクのあるルーと白ご飯の組み合わせが最高でした。
お腹いっぱい食事を楽しんだあとは、見た目も華やかなデザートコーナーへ。種類豊富なスイーツが美しく並べられていて、まるで宝石箱のような空間でした。
ケーキコーナーには、抹茶・チョコ・フルーツなどを使ったミニケーキやロールケーキがずらり。色とりどりのカットケーキが円形に美しく盛り付けられており、どれを選ぶか迷ってしまいます。特に抹茶のケーキは甘さ控えめで大人の味わいでした。
子どもたちに人気だったのが、チョコレートファウンテン。マシュマロやシュークリームをチョコにくぐらせて楽しめるので、親子連れでにぎわっていました。見た目にもインパクトがあり、会場の盛り上がりポイントのひとつです。
さらに、和スイーツも充実していて、白玉や黒蜜、きなこを使った自分で作る和風パフェも楽しめました。洋菓子だけでなく和の甘味も揃っているのが嬉しいポイント。口直しにぴったりなフルーツやゼリー類もあり、最後まで飽きることなく楽しめました。
まとめ
箱根湯本の「天成園」は、温泉だけでなく館内施設や食事もとても充実しており、滞在中は飽きることなくゆったりと過ごすことができました。滝や庭園の自然に癒され、漫画コーナーでのんびり過ごしたり、ビュッフェレストランで美味しい料理とデザートを心ゆくまで楽しめたりと、贅沢な時間を満喫できました。
箱根旅行の宿泊先として、家族連れはもちろん、友人同士やカップルにもおすすめしたい宿です。次回訪れる際は、また違った季節の風景や料理を楽しんでみたいと思います。
公式HP: https://www.tenseien.co.jp/
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