日本三景・松島で過ごす冬の日|遊覧船と甘味処めぐり

旅行

先日、ふと思い立って宮城県の松島へ行ってきました。日本三景のひとつとして有名な松島。これまで写真や映像では何度も見てきましたが、実際に訪れるのは今回が初めてでした。

朝、仙台駅から電車に揺られ、松島海岸駅に到着。駅を出るとすぐに見えるのが大きな「日本三景 松島」と書かれた赤い門柱。旅の始まりを告げるように堂々とそびえ立っていて、思わず写真を一枚。

まずは、松島湾を巡る遊覧船に乗ることにしました。この日は冬晴れで、青空がどこまでも広がっており、湾内の波も穏やか。乗船待ちの行列に並び、「仁王丸」に乗り込みます。

船内はガラス張りで見晴らしが良く、暖かくて快適。甲板に出ると、潮風が頬に心地よく、思わず深呼吸したくなるような清々しさでした。

船がゆっくりと動き出すと、次々と浮かぶ小さな島々が目の前に現れます。松島湾には大小260あまりの島々が浮かび、その風景がまるで水墨画のよう。

ガイドさんのアナウンスを聞きながら、島ひとつひとつの名前や由来に耳を傾けていると、時間が経つのも忘れてしまいます。

遊覧船を降りたあとは、少し町中を散策。昔ながらの佇まいを残す甘味処「洗心庵」へ立ち寄りました。

暖簾をくぐると、店内は落ち着いた雰囲気で、まさに旅の途中のひと休みにぴったり。ここでは、松島名物「くず餅」を注文。

抹茶と黒糖の二層になったくず餅に、上品なきな粉と黒蜜が添えられていて、ひと口食べるとぷるんとした食感と優しい甘さが口いっぱいに広がります。

腹ごしらえをした後は、松島の名所「福浦橋」へ。

真っ赤な欄干が印象的なこの橋は、全長252メートル。橋を渡ると「福浦島」という小さな島に渡ることができます。橋の中央付近で振り返ると、松島の街並みと海が一望でき、潮風に吹かれながら歩くひとときはとても贅沢でした。

最後に訪れたのは、五大堂近くから眺めた福浦橋。

夕方近くになると、少しずつ空が曇り始め、赤い橋が静かな海に映える景色は、昼間の爽やかな松島とはまた違う、趣のある表情を見せてくれました。

今回の松島の旅は、船に乗って風景を楽しみ、美味しい甘味に癒され、のんびりと散策する「風まかせ」な一日でした。日常から少し離れて、こうして季節の風景に身を委ねる時間も、たまには大切だなと感じました。

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